●痛みのない治療を目指して

お子さまにとって、初めての歯の治療、歯の麻酔は、とても心配なものです。
痛みのない治療のためには、歯の麻酔が必要になる場合があります。

その麻酔も出来るだけ痛みが少なくなるように、通常、歯肉にフルーツの香りのする表面麻酔薬を塗布し、その後、麻酔の注射を打ちます。
当院では、麻酔注射の際、手動の注射器に比べて、痛みの少ない「コンピューター制御搭載の電動注射器」を採用しております。

麻酔注射の痛みの原因は、針挿入時の針先のブレと薬液の注入速度です。
電動注射器は、センサーに触れるだけで薬液の注入が開始されるため、注射器に圧力をかける必要がなく、針挿入時の針先のブレを抑制することができます。また、コンピューターによる3段階速度設定により、薬液注入速度を自動的にコントロールすることで、手動の注射器に比べ、痛みの発現を抑制することが出来るようになりました。

さらに、注射中は、メロディー「星に願いを・・・」が流れることで、麻酔に対する恐怖やストレスを軽減させます。

ただ、お子さまにとっては「麻酔、注射」と聞くだけで、怖くなってしまうものです。
お子さまの前では、決して、そのような言葉は、使わず、「眠り薬だよ。むし歯菌を眠らすからね。」などとお伝えしますので、お母さま、お父さまも、一緒にご協力下さい。