●シーラント処置
お子さまの乳歯やはえたての永久歯は、まだ、未熟でとても柔らかく、虫歯になりやすいのが特徴です。
とくに、歯のかむ面にある溝は、複雑で、とても深い構造をしております。
この細くて深い溝の中には、歯ブラシの毛が入らないため、いくら一生懸命歯磨きをしても、プラークは溝の中にたまる一方なのです。
そこで、むし歯になりやすい奥歯の溝をフッ素のしみ出る樹脂でコーティングし、人工的に、歯の溝をうめる処置がシーラントです。
シーラント処置は、もっとも、虫歯になりやすい奥歯の虫歯予防にとても効果的といえます。
ただし、シーラントは、歯を削って、詰めているわけではないので、硬い食べ物をたべたり、夜間の歯軋りによって、少しずつ外れてしまいます。
3~4ヶ月に一回は、歯磨きチェックと一緒に、シーラントをチェックしてもらいましょう。
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