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キシリトールって何だろう?

今では、よく耳にするようになったキシリトール。
どんなものなのか?どんな効果があるのか?
ここでもう一度、確認してみましょう。

キシリトールは、いちごやほうれん草にも含まれている天然の甘い成分です。
食品には、甘味料として含まれています。
市販されているキシリトール商品は、白樺などの樹木から抽出したキシリトールも利用されています。

では、「砂糖と同じ、甘い成分なのだから、虫歯にはならないの?」という心配もあるかと思います。しかし、この甘いキシリトールは、決して、虫歯の原因にはなりません。
それどころか、虫歯になりにくくする虫歯予防効果もあるです。
日々の生活の中に、このキシリトール商品を上手く取り入れて、賢く、虫歯予防をしましょう。

キシリトールのはたらき

1.歯を溶かして虫歯を作りだす原因物質である「酸性物」を作り出さない。
2.虫歯菌の数、力を減らす。
3.歯垢(プラーク)の付着を抑える。
4.歯の再石灰化を促す。

 虫歯の原因であるミュータンス菌などの虫歯菌は、私たちの食べる食べ物(糖類)を餌にし、酸を排泄して、生きています。ですから、甘い砂糖の入っている食品ばかり、食べていると、お口の中の虫歯菌は、どんどん増えていってしまうのです。
では、砂糖が入っている食品の代わりにキシリトールを食べると、どうなるのでしょうか。虫歯菌は、同じようにキシリトールを餌に食べるのですが、食べても食べても酸(歯を溶かすもと)を産生できず、菌は弱って、菌の数も減ってくるというわけです。

こんな方には、キシリトールを!

○ 虫歯の経験が多い妊婦さん

   ・・・ お子さんの虫歯菌は、多くの場合、お母さんやお父さん、家族の皆さんの口の中から感染します(母子感染)。ですから、「虫歯の多い家系は、みんな、虫歯が多い」というのは、知らず知らずのうちに虫歯菌が家族から家族へ移り、歯を蝕んでいるともいえます。
それを絶ちきるには、まず、お母さんのお口の中の虫歯菌の数を減らしておくことが効果的です。そのためには、赤ちゃんが生まれる前の妊娠中から、継続的にキシリトールを摂取しておくとよいでしょう。

○ 1歳~3歳のお子さんのいるお母さん・家族の皆さん

   ・・・虫歯菌がもっとも感染しやすい時期は、1歳半~3歳といわれています。その時期に、お子さんへの虫歯菌の感染を極力減らすには、家族の協力が大切です。キシリトールの効果はすぐには出ません。最低1年間は、継続してみましょう。

○ あめが大好きなお子さま

   ・・・虫歯に最もなりやすいおやつは、あめ・キャラメルです。あめやキャラメルは、お口の中に停滞する時間が長く、その時間の間は、お口の中が酸性の環境、つまり、歯がとけている時間ということになります。虫歯を予防するために、いつも食べているあめやキャラメルをキシリトールのタブレットやガムに代えていけるといいですね。

虫歯予防に効果的なキシリトールのとり方

○1日3~5回 
摂取したいキシリトール量:10g /日  (5歳以上)

チューイングガム :3~5粒/ 日          
★5分間は噛みましょう。
噛み始めが最も、ガムからキシリトールが溶け出て
くるので、この唾液は、すぐ飲み込まず、歯の面を
潤すようにすると、更に効果的です。

タブレット  :3~4粒×3~5回/ 日
(タブレットはガムに比べてキシリトール含有量が少ないので、
ガムよりも多く摂取する必要があります。)
★タブレットは、ガムに比べ、唾液が出ずらいので
噛み砕かずに出来るだけゆっくりお口の中で溶かして
唾液が出やすいようにしましょう。

※出来るだけ、毎日、継続して摂取することが大切です。最低1年間、続けると効果が長続きします。

 

キシリトール摂取の注意事項

○多量に摂取すると稀に一過性の下痢症状を起こす可能性があります。(キシリトールは、お薬ではありません。虫歯予防に効果がある食品であります。)

○糖を含む食物との同時に摂取すると、効果が無くなるので、必ず、それらの食べ物を食べた後か、食間にキシリトールをとるようにしましょう。

○歯科医院で販売されているキシリトール商品は、 含有濃度が100%ですが、市販されているものは 濃度が少ないものもあります。その場合は、摂取量を増やすと効果的です。
また、キシリトールと一緒に砂糖や水あめなどが含まれているものもありますので、ご注意下さい。

 

 

 
   

 

     

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