|
||
●キシリトールって何だろう? 今では、よく耳にするようになったキシリトール。 キシリトールは、いちごやほうれん草にも含まれている天然の甘い成分です。 では、「砂糖と同じ、甘い成分なのだから、虫歯にはならないの?」という心配もあるかと思います。しかし、この甘いキシリトールは、決して、虫歯の原因にはなりません。 ●キシリトールのはたらき 1.歯を溶かして虫歯を作りだす原因物質である「酸性物」を作り出さない。 虫歯の原因であるミュータンス菌などの虫歯菌は、私たちの食べる食べ物(糖類)を餌にし、酸を排泄して、生きています。ですから、甘い砂糖の入っている食品ばかり、食べていると、お口の中の虫歯菌は、どんどん増えていってしまうのです。 ●こんな方には、キシリトールを! ○ 虫歯の経験が多い妊婦さん ・・・ お子さんの虫歯菌は、多くの場合、お母さんやお父さん、家族の皆さんの口の中から感染します(母子感染)。ですから、「虫歯の多い家系は、みんな、虫歯が多い」というのは、知らず知らずのうちに虫歯菌が家族から家族へ移り、歯を蝕んでいるともいえます。 ○ 1歳~3歳のお子さんのいるお母さん・家族の皆さん ○ あめが大好きなお子さま ・・・虫歯に最もなりやすいおやつは、あめ・キャラメルです。あめやキャラメルは、お口の中に停滞する時間が長く、その時間の間は、お口の中が酸性の環境、つまり、歯がとけている時間ということになります。虫歯を予防するために、いつも食べているあめやキャラメルをキシリトールのタブレットやガムに代えていけるといいですね。 ●虫歯予防に効果的なキシリトールのとり方 ○1日3~5回 チューイングガム :3~5粒/ 日 タブレット :3~4粒×3~5回/ 日 ※出来るだけ、毎日、継続して摂取することが大切です。最低1年間、続けると効果が長続きします。
●キシリトール摂取の注意事項 ○多量に摂取すると稀に一過性の下痢症状を起こす可能性があります。(キシリトールは、お薬ではありません。虫歯予防に効果がある食品であります。) ○糖を含む食物との同時に摂取すると、効果が無くなるので、必ず、それらの食べ物を食べた後か、食間にキシリトールをとるようにしましょう。 ○歯科医院で販売されているキシリトール商品は、 含有濃度が100%ですが、市販されているものは 濃度が少ないものもあります。その場合は、摂取量を増やすと効果的です。
|
|
|||
Copyright (c)2009-2010 おおもりキッズ矯正歯科 All right reserved.